日: 2019年2月13日

  • datadog,Google Stackdriver,New Relicを比較した

    datadog,Google Stackdriver,New Relicを比較した

    はじめに

    マルチクラウド時代、監視はVPCごとに作らなければならなくなりがち。そのため、マルチクラウドに対応した監視を導入すべく、datadogが候補に上がった。

    Google Stackdriver,New Relicとも比較した。

    特徴

    integrationを自社開発している。

    eventの取得頻度は10分/1回、RDSはもっと頻繁、かたや課金は4時間ごとにみている。agentを入れると15sごとになる。

    agentいれても、cloudwatchでも。2018年末時点では1台でxxxx円という料金形態。

    リソースの保存は15ヶ月。
    ログは料金に応じて。S3に出力して、athenaなどで解析も可能

    監視対象サーバの追加について

    OS毎にテンプレートを作って、それを自動で割り当てることはできない。

    複数同じ設定をする際は、terraformでimport & exportが必要

    https://www.terraform.io/docs/providers/datadog/index.html

    GCPについて

    GCPの場合、プロジェクト毎にdatadog用のService account keyを作らなければならない。

    特定ユーザのみ公開

    「ある画面をAさんには見せ、Bさんには見せない。」というような制御はできない。

    IP制限によるアクセス制御

    サポートに連絡することで可能

    証明書監視について

    SSL期限の監視などはできない。

    ニューレリックとの比較

    ニューレリックのメリット

    APMの設定が楽、agentいれてトレーサー知れるだけでよい。

    ニューレリックのデメリット

    ニューレリックはコミュニティーベースのサポートになる
    agentがオープンソースではないので、トラブルシュートが難しい。
    logやAPMを統合させようとするとニューレリックインサイトというのを買わないといけない。
    監視の設定がやや複雑。

    stackdriverとの比較

    stackdriverのメリット

    BigQueryとの連携が強い(Googleなので)

    stackdriverのデメリット

    cloudwatch同様の使い方
    2018年9月くらいから料金が高くなった