タグ: zsh

  • ターミナル操作の効率化:cdコマンドを使った直前のディレクトリへの素早い移動方法

    ターミナル操作の効率化:cdコマンドを使った直前のディレクトリへの素早い移動方法

    はじめに

    日々の開発作業でコマンドラインからファイルシステムを操作することは非常に一般的です。ディレクトリを行き来する際、完全なパスを何度も入力したり、タブ補完を使ってパスを探すのは時間の無駄ですよね。この記事では、ZshやBashなどのシェルで使える、直前のディレクトリに瞬時に戻る方法を紹介します。

    コマンドラインでのナビゲーションの効率化

    コマンドラインでの作業は速度と効率が重要です。頻繁にディレクトリを行き来する作業は、キーボード入力の手間だけでなく、思考の中断も引き起こします。そこで、直前のディレクトリに素早く戻る方法が必要です。

    cd - コマンド:直前のディレクトリに戻る

    このコマンドは、直前にいたディレクトリに素早く戻るためのコマンドです。これを使用すると、前回までにいたディレクトリに戻ることができます。以下にその使い方を示します。

    この一行のコマンドは、bashや他の多くのシェルでも同様に機能します。

    まとめ

    ターミナルでの作業をより効率的に進めるために、cd - のようなシンプルなコマンドが非常に役立ちます。頻繁にディレクトリを行き来する作業を行っている場合、このコマンドは手間を大幅に削減し、作業の効率を向上させることができます。

     

  • bashで入力の冗長を減らす

    bashで入力の冗長を減らす

    何かと bash/zsh で作業していると、直近の引数を再度入力したくなることがある。
    たとえば、ディレクトリを作って、その中に移動する場合などだ。

    実は bash や zsh には直前の引数を再度入力する特殊変数が存在する。

    % pwd   
    /tmp

    この /tmp ディレクトリから新規ディレクトリを作成し、そこに移動する場合、
    このように表現することで移動することができる。

    % mkdir hoge; cd $_ 
    % pwd
    /tmp/hoge

    $_ という変数が特殊変数という扱いになり、直前の引数を再度入力することができる。