AWSコマンドでCloudFrontのキャッシュを消す方法
AWSコマンドラインインターフェース(CLI)を使用してCloudFrontのキャッシュを無効化(Invalidation)する方法を説明します。
手順
以下のコマンドを実行します。
aws cloudfront create-invalidation --distribution-id <distribution-id> --paths "<path1>" "<path2>" ...
パラメータの説明
<distribution-id>
: キャッシュを無効化したいCloudFrontディストリビューションのIDを指定します。"<path1>" "<path2>" ...
: キャッシュを無効化したいオブジェクトのパス(複数可)を指定します。パスはダブルクォーテーションで囲みます。
例
ディストリビューションIDがEDFDVBD6EXAMPLE
で、/index.html
と/images/logo.jpg
のキャッシュを無効化したい場合は、以下のようになります。
aws cloudfront create-invalidation --distribution-id EDFDVBD6EXAMPLE --paths "/index.html" "/images/logo.jpg"
すべてのオブジェクトのキャッシュを無効化したい場合は、"/*"
を指定します。
aws cloudfront create-invalidation --distribution-id EDFDVBD6EXAMPLE --paths "/*"
注意点
- Invalidationリクエストには料金がかかります。
- Invalidationが完了するまでには数分かかる場合があります。
- 無効化されたオブジェクトは、次のリクエスト時に再びキャッシュされます。
これにより、指定したパスのオブジェクトのキャッシュが無効化され、次のリクエスト時に新しいバージョンのオブジェクトがCloudFrontにキャッシュされます。
以上で、AWSコマンドを使用してCloudFrontのキャッシュを消す方法の説明を終わります。ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。