多数のクライアントから EFS を利用する際 性能劣化を回避する

EFS は

  • 汎用 I/O パフォーマンスモード
  • 最大 I/O パフォーマンスモード

という2種類のモードがある。

それぞれ整理する。

汎用 I/O パフォーマンスモード(General Purpose performance mode)

EFS のデフォルト値

レイテンシーが低く、ワークロードがレイテンシーの影響を受けやすい場合に適している。

Webサーバ含め、一般的なファイルシステムなどレイテンシーに敏感なユースケースに最適。

最大 I/O パフォーマンスモード(Max I/O performance mode)

ファイルシステムオペレーションの制限はない。

多数のクライアントから EFS を利用する際 性能劣化を回避する際はこちらを選ぶ。

ただし、ファイルのメタデータを操作する際のレイテンシーが若干高くなるというトレードオフがある。

ユースケースとして、高度に並列化されたアプリケーションやワークロードには、このモードが有効になる。

参考情報

https://docs.aws.amazon.com/efs/latest/ug/performance.html