日: 2021年8月9日

  • 多数のクライアントから EFS を利用する際 性能劣化を回避する

    EFS は

    • 汎用 I/O パフォーマンスモード
    • 最大 I/O パフォーマンスモード

    という2種類のモードがある。

    それぞれ整理する。

    汎用 I/O パフォーマンスモード(General Purpose performance mode)

    EFS のデフォルト値

    レイテンシーが低く、ワークロードがレイテンシーの影響を受けやすい場合に適している。

    Webサーバ含め、一般的なファイルシステムなどレイテンシーに敏感なユースケースに最適。

    最大 I/O パフォーマンスモード(Max I/O performance mode)

    ファイルシステムオペレーションの制限はない。

    多数のクライアントから EFS を利用する際 性能劣化を回避する際はこちらを選ぶ。

    ただし、ファイルのメタデータを操作する際のレイテンシーが若干高くなるというトレードオフがある。

    ユースケースとして、高度に並列化されたアプリケーションやワークロードには、このモードが有効になる。

    参考情報

    https://docs.aws.amazon.com/efs/latest/ug/performance.html