高負荷対策
Amazon RDS MySQL DBインスタンスで現在、利用可能な最大のインスタンスタイプで実行されているとする。
DBインスタンスはCPUおよびネットワーク帯域幅に近いキャパシティで動作。
今後、トラフィックが増加することを予想される。より多くのトラフィックを捌くアプローチ
- 別アベイラビリティゾーンにMasterデータベースの読み取りレプリカを作成。レプリカに読み取り専用呼び出しを送信するよう、アプリケーションを設定する。
- Amazon ElasticCacheクラスタを作成。頻繁にアクセスされるデータやクエリをキャッシュから取得するようにアプリケーションを設定する
障害時の挙動
プライマリDBインスタンスに障害が発生した場合、RDSマルチアベイラビリティゾーンのデプロイは、
標準名レコード(CNAME)がプライマリからスタンバイに変更される。
ElasticCacheについて
セッション情報をRDSではなく、ElasticCacheを利用する際の挙動
- セッションデータの読み取り・書き込みパフォーマンスを向上
- データベースインスタンスの負荷を軽減
RDSへの接続できない場合確認すべきポイント
- VPCセキュリティグループの不正なルール
- ローカルファイヤウォールのAmazon RDSエンドポイントポートの制限を確認する
- Amazon RDSインスタンスが実行状態であるか
ページの読み取り時間の改善
- セッション情報と頻繁なDBクエリのために、アプリケーションにAmazon ElasticCacheを追加
- Amazon CloudFront dynamic content supportを設定。サイトの再利用可能なコンテンツのキャッシングを有効にする
- Amazon RDSデータベースをhigh memory extra largeインスタンスタイプへ変更
ストレージ容量の拡大させる
追加ストレージを割り当てる事が可能。割り当て中にパフォーマンスが低下する期間を計画する。