日: 2018年9月3日

  • SSL証明書の有効期限を外部から確認する

    SSL証明書の有効期限を外部から確認する

    はじめに

    近年SSL対応したページが当たり前になってきた。AWSであればAWS Certificate Manager (ACM)の機能で自動で証明書を更新してくれるが、念には念を期限くらいは監視しておきたい。また、Let’s encryptを使う環境だと3ヶ月ごとに期限切れになるので、有効期限を監視するのはとても重要だ。外部から証明書の有効期限を確認するコマンドを紹介。

    実施コマンド

    Linuxの場合

    実は非常に簡単に確認ができる

    Linuxの場合はだいたい標準でOpenSSLがインストールされているので、そのコマンドで確認ができる

    openssl s_client -connect tsukada.sumito.jp:443 < /dev/null 2> /dev/null | openssl x509 -text | grep "Not "
                Not Before: Mar 20 09:14:22 2018 GMT
                Not After : Mar 20 09:14:22 2019 GMT

    URLの部分を変えれば、どの環境でも対応できる

    Macの場合

    brewコマンドでインストール

    brew tap genkiroid/homebrew-cert
    brew install cert

    あとはcertコマンドで後ろに確認したいサイトのURLを記載するのみ。シンプル!

    cert tsukada.sumito.jp
    DomainName: tsukada.sumito.jp
    IP:         35.187.235.61
    Issuer:     Let's Encrypt Authority X3
    NotBefore:  2018-07-18 16:45:33 +0900 JST
    NotAfter:   2018-10-16 16:45:33 +0900 JST
    CommonName: tsukada.sumito.jp
    SANs:       [tsukada.sumito.jp]
    Error: